斬新すぎる、みそ汁
みそ汁。
日本人のソウルフード。
食べたことのない人は、たぶんいない。
生まれてから今まで、あなたはどれだけのみそ汁を飲んできたことでしょう。
その具、中身はどうだったでしょう?
わかめ、豆腐、ねぎ、油揚げ、大根、じゃがいも、キノコ、なめこ、ほうれん草・・。
何も考えず当たり前のようにいただくみそ汁。
コンビニ弁当の付け合わせとして飲むインスタントみそ汁。
キャンプでつくったこともあった。
みそ汁とは、だし汁にみそを溶いて、何かしらんプカプカ野菜だの豆腐だのが浮いているもの。
そう思っているあなた。
話題にはなってないが21世紀の最新のみそ汁がある。
それは・・・。
中身がない、
だし汁をみそで溶いただけ、「お・わ・り」なみそ汁。
「は、何、これ?」「まじっすか?」「ちょーヤバイ」
おばあさんは泣き出し、おじいさんは腰を抜かし、お母さんは「給料日前だから」と言い、お父さんは無言。子どもだけが笑っている。
そんなみそスープ。
私が偏頭痛で寝込んでいるとき、「オレが料理作るよ♪」って言って息子が作ってくれたのです。
びっくりしたわ。
「なんやこれ」とも言えず、「ありがとう」と言うしかなかったし、
ネットで調べて昆布で30分はダシを取ったのだと説明を受けると、
ただただ賞賛するしかない。
「おまえ、すごいねー。よくこんなん作るねー」。
(自分でも、褒めているのか、けなしているのか、よくわからん。)
みそ汁に具はいらない。
てか、なくても大丈夫。ちゃんとみそ汁である。
2013年夏の大発見でした。