言葉のSTAP細胞 「てっ!」
今朝は日本中に、「てっ!」がこだましたことでしょう。
W杯、日本、敗れました。
1次リーグ敗退。
しかもコロンビアに4点とられ、グループ最下位という結果。
「てっ!」
「てて!」
「てーーっ!」
この短い一言に、一人ひとりの思いがこもる。
こもりすぎる。
1次リーグは突破できなかったけれど、それは参加国の半分もそうで、スペインもそうで、やっぱり出場できたからこそ応援も楽しかったわけです。
選手のみなさん、本当にお疲れさまでした!
「てっ」とは、ご存じかと思いますが、NHK朝ドラ「花子とアン」で使われている甲州弁。特に驚いたときに使われているようです。
「てっ」。
なんて都合のよい言葉なんでしょう。
「びっくりした」とか「嫌だ」とか「怖い」とか、ネガティブな言葉を発せず、それだけで穏便に済ませられる万能ワード。
言葉のSTAP細胞。