レモンパン

こんがらがっている、ちいさなじぶんのせいりのために書いています。

イミグランとはさよならしたいんだ。

ここ13〜4年ほど、偏頭痛に悩まされてきた。

偏頭痛が始まってから最初の4年間は、どこの病院に行っても偏頭痛と診断されず、「痛いものは痛いんです」と、それ言っちゃ医者としておしめーよなお言葉をいただき、「この薬、どうして出ているんですか?」と、他院で出た薬に別の医者からクレームがついた。

それぐらい病院探しでは右往左往していたが、新宿の頭痛専門病院で偏頭痛と診断され、イミグランが処方されてからは、転げ回る痛みから解放された。

 

イミグランは実によく効く。

年間の服用量は、約90錠。

これほど「すぐによく効く」と感動した薬は、イミグランだけだ。

抗生物質や解熱剤は、効くまで少なくとも2〜3時間はかかる。

それがイミグランは20分から30分。すごいものだ。薬学の進歩に感謝感謝。

 

ただ、よくは効くものの、薬が薄れてくる頃にふらつきや気分の悪さがあったり、逆に気持ちがハイになったりする。その薬が抜けてくるときの変調には悩んでいる。しかし、痛いものは我慢したくないし、このぐらいの副作用は痛みよりマシと飲み続けて10数年。

 

死ぬまでイミグランとはおつき合いしないといけないと覚悟していた。

ところが、今年に入ってから偏頭痛の回数が減り始めた。

当然、薬を飲む回数も減る。

「やったー」と思っていたところ、昨日、妙な痛みを左耳奥に感じ、イミグランを服用すると、痛みにはよく効いたが、眠いのなんのって。しかも起きたら気分が悪い。頭がふらつく。痛みを消すか、気分の悪さを選ぶか。

 なかなか、やっかいだ。

 

今回、イミグランを飲まないでいた期間が約2カ月間。記録更新だ。

普通に健康な方って、こんなに清々しい毎日を過ごしていたのかと思う。

いいな、頭痛のない毎日。

 

わたしも普通になりたいです。

偏頭痛は、可愛げのないダメンズです。

こちらからは、どうにもこうにもできない。

だから、きっぱり縁を切りたいと願うのだが、むずかしいのよね。