レモンパン

こんがらがっている、ちいさなじぶんのせいりのために書いています。

カメラを買えない

新しいカメラが欲しい。

AFが早くて、画質がよくて、できたら軽いの。

 

そんな希望を抱いて家電量販店に出かけるんだが、某メーカーの派遣店員さん(多分)に捕まって、なかなか欲しいものをゆっくり見られない。

 

その店員さんは、

「センサーサイズが1/2.3でも1/1.7でもそんなに違いませんよ」

「ほら、これはレンズが明るいし、ズームでも明るいし、液晶にタッチでシャッター切れる。簡単」

「でもって軽いし小さいし。これですよ、これ」

 

私が女性だから、女性にはこれだよ、のノリ。

 

いや、そうなんですけど、わかるんですけど、私はもうセンサーサイズ1/2.3は嫌なの。

もうちょっといいのが欲しいの。

「あれなんかどうですかね? ただ画質がきれいなだけがウリの高くてデカイやつ。

AFも遅いし、ちょっとデカイし、ダサイのも知っているけど、でも画質はピカイチですよね」

 

「でもあれは単焦点。こうやって寄らないと撮れないですし。マクロダメですよ。確かに画質はいいですけどね」

 

そんなの知っています。

売りたいのか、売りたくないのか、どっちなんだ。

 

二つの家電量販店で二つとも同じ反応。

なにか店員さんとかみ合わない。

 

強力オススメされるのは、ちょっと売れてない感じのもの。

メーカーから「売れ!」の号令が出ているのじゃないかと勘ぐってしまう。

 

さて、私は、ちゃんとカメラを買えるのだろうか?

素直な気持ちで見に行って、心にピッとピントの合うものを選べるのだろうか?

 

いや、選びますよ。

店員さんには負けないぞ。