レモンパン

こんがらがっている、ちいさなじぶんのせいりのために書いています。

ダメなカウンセラーの見分け方

カウンセラーは、人の話を親身に聞いてくれて、的確なアドバイスをくれるものだと信じ込んでいた。

なんて脳天気だったのだろう。

カウンセラーにも、いろんな方がいる。

それが分かっていなかった。

 

ネガティブなことしか言わないカウンセラーに、先週、当たってしまった。

 

わたしの法律上のパートナーは、ギャンブル依存だ。

年々、借金が増えていく。

借金を返しても返しても、キリがない。

もうここ20年以上そうである。

 

今まで弁護士さんにも相談に行った。

わたしは負債を払う義務はないとはいえ、万が一、パートナーが死んだら請求される。

家族である限り、債務はゼロではない。

 

そこで、依存症の気持ちをもっと知って、わたしにできることはないか、専門家の意見を聞いてみようと思い、ギャンブル依存症の相談所に行ってみた。

 

そしたら、言われること言われること。

「もうどん詰まり、うつ手なし

「あなたが聞こえなくなったことは、とても不運。大変」

「原因はあなたの聴覚障害。コミュニケーションをとれないのがダメ」

「ダンナさんはあなたから逃げているんです。逃避して、話し合うのが面倒なんです」

「ダンナさんはギャンブル依存症ではなくて、逃避的ギャンブリング」

「現実的に生きていくしかない」

 

はいはい、そうです、確かに。

カウンセリングが終わった後、相談員さんの言うことは事実だから、事実をきちんと受け止めていこうと思った。

 

しかし、時間がたつうちに腹がたってきた。

それってカウンセリングなのか?

料金が安ければまだしも、30分4,000円で90分。

税込12,960円。

わたしは何をしに行ったのか。

 

この2週間、思いっきり落ち込んだ。

相談員さんは「ダンナさんにパチンコをやめてもらっても、今度はうつ病になるでしょう」って。

そんなの知りませんよ。わたしの方こそ、うつになる。

(実際、去年うつになって、今も不調なときがある)

 

相談員さんは、わたしよりダンナの気持ちの方が大切なのか。

ギャンブルをやめて欲しくて相談に行ったのに、何の役にも立たない。

本当に立ち直りは無理なのか・・。

 

絶望的な気持ちになり、朝起きると気持ちが悪い。

夜は眠れない。

 

うちのケースは特に難しく、言いようがなかったのかもしれない。

それでも、専門家といわれる立場の人からネガティブな言葉ばかりかけられると、すごくめげる。

それがわかってない彼は、カウンセリング失格ではないか。

 

でもしかし。

「あんな人に負けないぞ」「いい方向にもっていってみせる」

と、悲しいながら今は思う。

 

災い転じて福となす。

そうするしかない。

 

それにしても、相談員さんはなんで家の年収をしつこく聞いたのか?

ほんと、しつこかったです。

しまいには、「それだけ借金があっても回していけるならいいではないですか」とまで。

ガックリ。

 

相談員さんのPCの壁紙は、あるタレントさんであった。

そのタレントさんは若くて美人。アイドルではない。CMにもよく出ている。ちょっとキツイ感じもするけれど、とてもキレイな人。

 

そこから単純な結論を出すのはよくないと思いつつ、

個人営業のカウンセラーで、PCの壁紙がアイドルやタレントさん、

料金も高く、しっかり消費税をとる人なら、

回れ右して帰った方がいいかも。

(これは今、PCの壁紙がアイドルな人を非難するものではないです。

それはそれでOKと思うのですが、カウンセラーが客から見える真正面のPCに、どーんとアイドルの壁紙、というのがどうにも気になる。カレンダーならまだしも、壁紙って、かなり恣意的に選んでいるから)

 

ただし、相性というのがあるので、そういった方と相性がよかったり、アドバイスが役に立ったりすることがあるはず。

わたしも、まるで役に立たなかった、というわけではない。

けれども話しをする前から、相性がいいとか悪いとかわからないから、見分け方は難しい。

カウンセリングが終わった後、「しまった」と思っても、時間もお金も取り返せないし。

 

「一つの勉強になった。体験になった」

と考えるしかないですね。